やはり カブといえども

 最近エンジン関係のお話ばかりですが、 ・・・・”

 みなさんそれなりに管理して頂いておりますが、やはりある程度の修理は必要かと思います。

 こちらは 10万kmオーバーのカブ君ですが いつのまにかあっという間にオイルが無くなり(漏れた形跡は無いのですが)焼き付きを起こしてしまた様です。

 長期にお使いですと使用状況によってはピストンリングの消耗によりオイル上がりや、圧縮低下 燃焼ガスの吹き抜けによる出力の低下および ブローバイガスの増加がおきるぐらいは知識のある方だあればご存知かと思いますが、もうヒトツ ピストンリングには重要な役割があります。それは 熱伝導によるピストンの冷却!エンジンのなかで一番の高温部のピストンは実は吸入気と熱伝道でしか温度を下げられないのです。かわいそうでしょ。

 ですから しっかりとした、ピストンリングでないと うまく熱伝導ができません。温度上昇でカジリが発生してのピストン変形後の焼きつきかと思われます。

ちなみに----->ピストンUP写真は続きを

ピンぼけってるのご愛嬌。

 ピストン ガリガリきずだらけ。よくみればクラックも入ってます。

なんてったって 入庫時はキック ピクリともうごきませんでした。

 みてのとおり、ピストン硬直して 固まってます。

 

こうなる前にピストン交換しておけば、(約2福沢枚)修理にクランク交換必修で9福沢枚 なんてことにならなかったろうに・・・ 残念””

 

ある程度調子がくずれてきたら、分解整備は必要です。

 

こうなったら 素直に お買い替えですょ。 まぁエンジン載せ買えも 一考ですが 車体の程度がネックです。費用対効果ならびに 長期てきなコスト分布を考慮しますと 乗り換えが一番安く上ります。